環境への取り組み

Environmental Efforts

漢方抽出残渣の再資源化

漢方薬の製造工程で発生する漢方抽出残渣(エキス製造後の残りかす)を土壌改良剤として再資源化している取り組みを行っています。冨貴工場で発生する残渣の再利用・再資源化により、産業廃棄物としての処分量の削減、環境への負荷を低減するために努めています。

漢方抽出残渣による土壌改良剤について

 

あいち健康の森薬草園の土壌改良

「あいち健康の森薬草園」の土壌改良に協力しています。 「あいち健康の森 薬草園」は2015年4月28日に大府市のあいち健康の森公園の北西部に開園しました。 薬草園には薬草はもとより、西洋ハーブ、薬用に供する樹木などが植えられ、四季折々の花や緑の美しさが1年を通じて訪れる人の目を楽しませています。また、薬草を使った料理などの体験教室や専門家による講演会もあり、見て、聞いて、触って、食べて、香りを感じる五感全てに訴えかける園です。 詳しくは、あいち健康の森薬草園のホームページをご覧ください。

 

冨貴薬草試培園

「薬草試培園の活用目的」

1.薬用植物見本園 2.「取り扱う生薬について、原植物の段階から理解すべき」という会社方針に対する従業員教育用施設1970年代に現在の所在地より西に約1㎞の土地(約3000㎡)に数十種の薬草を植え、松浦薬業薬用植物園としました。

 

1991年冨貴工場建設に伴い、工場緑化を兼ね現在の場所に移設。山を切り崩した土地に加え、そもそも知多半島は常滑焼の赤色でお馴染みの赤土粘土層であるため、開園当初は雑草も生えないような土壌でした。そこで、工場から出る漢方製剤の副産物である抽出残渣を有機肥料原料として土に混ぜ込み、幾度となく耕して土壌改良を行いました。その結果、有機質を豊富に含んだ膨軟で肥沃な畑になり現在に至ります。

所在地 愛知県知多郡武豊町
面積 約1400㎡
設備 温室1棟
内容 薬用や食用にされる草や樹木などの植物の栽培