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鶏血藤エキス末

血の巡りを整える!?鶏血藤(けいけっとう)って?

鶏血藤とは

マメ科 Leguminosae の Spatholobus suberectus の茎を乾燥したもので、茎を断ち割ると汁が流れますが、その色が血のように赤いことから、現地では鶏血藤(けいけっとう)という名前で呼ばれており、中国の広東省や広西省、雲南省などに分布しています。

血液循環の改善や鎮痛に用いられており、中国では月経不調、腰膝の疼痛、リウマチ、手足の麻痺などの症状に利用されています。

血行障害はもはや現代病!?引き起こす要因

血液がドロドロになって流れにくくなったり、血管の壁が固くなって血液の流れが滞ってしまったり、血行になんらかの障害が生じることを「血行障害」といいます。この血行障害の要因には、長時間のデスクワークによる姿勢の悪さや夏の冷房病、夜更かし、運動不足、栄養の偏り、ストレスなど、現代人の生活様式が深く関係しています。
近年、パソコンやスマホ・タブレット等が広く普及し、これらを長時間使用して「目」を酷使することが多くなりました。「目」の酷使は目の周りの血行を悪化させて「眼精疲労」を引き起こします。さらにひどくなると周辺の血行も悪化して、顔や頭の痛み、肩こりなどを誘発する可能性があります。

漢方理論では「目」は五臓六腑の「肝」につながっているといわれており、「目」の酷使は「肝」を傷めるとされています。「肝」は自律神経とも深く関連しているため、「肝」を損なうことで、眼精疲労だけでなく、冷え症、肩こり、腰痛、頭痛、慢性的な疲労、月経障害などの症状も引き起こすと考えられています。
このような症状を示す現代病として、パソコンなどディスプレイを長時間見続けることで、目、身体、心に支障をきたすVDT症候群(テクノストレス眼症)が挙げられます。

こういった血行障害が起こりやすい現代の環境に対応すべく、注目した新素材「鶏血藤エキス末」は血液をサラサラにする血流改善素材として自信を持ってご提案いたします。

 

こんなサプリメント開発に

鶏血藤の効能効果とは

薬能(伝統的使用法)

温性の活血薬であるが補血作用と舒筋活絡(じょきんかつらく)【※1】作用を併せ持つ。

    1. 温性であるので冷え症の人に用いる。
    2. 活血薬であるので血流が鬱滞<中国ではお血(おけつ)、日本では血の道と呼ばれる>したことによる疾患に用いられる。
      特に月経障害や無月経によく用いられる。
    3. 補血作用があるので貧血性の人にも用いることができる。
    4. 舒筋活絡作用があるので腰や膝の倦怠と疼痛、筋肉の麻痺やしびれに用いる。

【※1】舒筋活絡(じょきんかつらく):関節や筋肉のこわばり、けいれんをゆるめ伸びやかにし、気血の流れをよくすること。

現代医薬学的研究

1.血流改善作用
組織血流量の増加作用が報告されており、その1つの機序として血管拡張作用が確認されている。また強い血小板凝集抑制作用も報告されている。
2.血圧降下作用
顕著で持続的な血圧降下作用が報告されている。
3.造血作用
赤血球、白血球などの増加作用とその機序として骨髄細胞の増殖促進作用が報告されている。
4.動脈硬化抑制作用
高脂肪食による動脈硬化病変に対して顕著な抑制作用が報告されている。
5.testosterone 5α-reductase阻害作用
男性型脱毛症に関与する酵素testosterone 5α-reductaseに対して顕著な阻害作用が報告されている。
以上のことより、鶏血藤は薬能に示されたように血液・血流・血管を適正化することが証明されてきたと考えられます。

当社の『鶏血藤エキス末』について

鶏血藤の活性成分はポリフェノールであることが示唆されており、また中国ではmedicarpinという成分が単離され、鶏血藤中に多く含まれていることが報告されています。
medicarpinには血管収縮抑制作用があることから、当社ではこの成分を規格化した「鶏血藤エキス末」を、ポリフェノールによる抗酸化作用と併せて、血流改善素材して提案しております。

「鶏血藤(けいけっとう)」というユニークな名前、また名前の一部の「血」から連想できる「血の巡り」に有用な「鶏血藤エキス末」。現代人に多い血行不良・血行障害を改善すべくサプリメントの配合素材に是非ご検討ください。


 

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