エビデンス情報

Evidence Information

こちらの情報は、企業様向けに取り扱い素材の情報提供を目的としています。一般消費者の方に向けた情報ではございません。
また特定の商品の効能効果を示唆するものではありません。

エビデンス情報

紅景天エキス末R

◆日焼けの予防効果
◆日焼け後の消退促進効果 を確認しています。

Ⅰ.紫外線照射マウスにおける色素沈着抑制作用(in vivo)

雄性DBA/2マウスを用い、紫外線B波(UV-B)照射によるDOPA陽性メラノサイト※
数の著しい増加に対する抑制作用を検討しました。
※DOPA(dihydroxyphenylalanine)陽性メラノサイト:メラニン合成が活発なメラニン産生細胞

1)日焼け予防作用

陽性対照薬※および紅景天エキス末Rを経口投与した1時間後からUV-B照射を行うことを9日間繰り返し(総照射量90mJ/㎠)、DOPA陽性メラノサイト数を測定しました。紅景天エキス末R投与群は、メラノサイトの増加を用量依存的かつ有意に抑制しました。

 

2)日焼け消退促進作用

3週間(土日を除く計15日間)UV-B照射(総照射量180mj/㎠)を行った後、1週間または2週間、紅景天エキス末Rを1.5mg/匹経口投与し、最終投与終了後にDOPA陽性メラノサイト数を測定しました。紅景天エキス末R投与群は、UV照射により活性化したメラノサイト数の増加を有意に抑制しました。

◆肌のくすみや弾力性の低下の原因にもなるコラーゲンの糖化を予防する効果を確認しています。

Ⅱ.抗糖化作用(in vitro)

糖尿病合併症治療薬アミノグアニジン(国内未承認)の有効性が確認できている実験である、カルボキシメチルアルギニン【CMA】を指標としたコラーゲン・グルコース反応系(IC50値:70.1μg/mL)およびコラーゲン・グリオキサール反応系(IC50値:4.1μg/mL)を用いて、紅景天エキス末Rの抗糖化作用を検討しました。

コラーゲン・グルコース反応系およびコラーゲン・グリオキサール反応系における抗糖化作用

紅景天エキス末Rのカルボキシメチルアルギニン【CMA】に対するIC50値は、コラーゲン・グルコース反応系3.0μg/mL、コラーゲン・グリオキサール系7.7μg/mLでした。
以上より、紅景天エキス末Rがコラーゲンの糖化を抑制することが確認されました。

この他、ペントシジン、3-デオキシグルコソン、カルボキシメチルリジンを指標とした実験においても、
紅景天エキス末Rの抗糖化作用を確認しています。